サイクリストが見た、世界の自転車まちづくり・地域づくり
ドイツ最大の湖、ボーデン湖を一周した2
2025年8月30日
フリードリヒスハーフェンで1泊し、再び走り出しました。
ボーデン湖の島にあるリンダウの街。島には橋で渡れます。中世の街並みがそのまま残る、美しい街です。
オーストリアに入りブレゲンツの街です。小さな街ですが、毎年7月から8月にかけての一月間、ブレゲンツ音楽祭が開催されることで有名です。
毎年特設の凝ったデザインの湖上舞台が設置され、オペラやミュージカルが上演されます。
公園内のサイクリングロードを走っていきます。
路面に描かれたサイクリングルートの案内で、「CH」はこちらに行くとスイス、「D」はドイツの意味です。
ライン川がボーデン湖に流れ込むところに、川が運んできた土砂により、湖の中に向かって細長い砂州が形成されていて、そこも自転車で走ることが出来ます。
砂州に向かっていくと、やはり多くのサイクリストが走っています。
途中から未舗装になります。
湖の中を走って行き、このような木の橋を渡るところもありました。
ボーデン湖一周ルートに戻り、スイスに入ります。
サイクリングルート上のレストランは、サイクリストで賑わっていました。
スイス側は、自転車道が特によく整備されていて走りやすいです。
写真は、幅の広い自転車道です。
ロールシャハの街にて。サイクリングルートの詳しい案内標識が出ています。
アルボンの街。木組みの家が美しいです。
家族連れで、チャイルドトレーラーを引いて走っている人たちもいました。
そして、再びコンスタンツへ、ボーデン湖一周達成!
写真はコンスタンツ港で、中央の像は「インペリア」と呼ばれ多くの男を手玉にとった売春婦の像だそうです。両手に裸の皇帝と教皇を乗せていて、彼らも手玉に取られたという皮肉たっぷりのもの。3分に1回ゆっくり回転しています。