サイクリストが見た、世界の自転車まちづくり・地域づくり

2022年、デンマーク・コペンハーゲンでツール・ド・フランスのスタートを観てきた

2025年11月24日

 2022年のツール・ド・フランスは、デンマークの首都コペンハーゲンからスタートしました。コペンハーゲンが選ばれた理由は、自転車の利用が盛んで、街全体が自転車にやさしい環境であるためだそうです。

 初日は、コペンハーゲン中心部に13.2kmのコースが設定され、選手が順番に走ってタイムを競う個人タイムトライアルが行われました。レースは午後からの開催で、午前中は誰でも自由にコースを走ることができたため、私も走ってきました。コペンハーゲンの名所をめぐるコースで、観光としても楽しめます。

 会場には観客席や表彰台も準備されていました。

 また、コペンハーゲンのシンボルである人魚姫の像の前には、ツール・ド・フランスのイメージカラーである黄色い花が飾られていました。

 こちらは、タイムトライアルのスタート台です。

 観戦に仲間同士で訪れたのでしょうか、タンデム自転車の集団も見かけました。

 広場にはスポンサー企業のブースが並び、日本のシマノのブースもありました。

 大胆な男性用トイレがありました。

 レースに先駆けて、「キャラバン」と呼ばれるスポンサー企業の派手に装飾された車が次々と走っていきます。

 いよいよレース開始ですが、人が多すぎて選手がまったく見えません。2017年のデュッセルドルフではよい場所で見られたのですが……。そんな状況だったため、この日は最後まで何が起こっているのかよくわからないまま終わりました。

 翌日は、コペンハーゲンから西へ約30kmの場所にあるロスキレの街から長距離ステージがスタートします。ロスキレの商店街はツール・ド・フランス一色に飾り付けられていました。

 

 ステージでは選手が順に紹介されてスタートしていくのですが、ここでもやはり人が多すぎて、何がなんだかわからない状態でした。

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