サイクリストが見た、世界の自転車まちづくり・地域づくり

ADFCフリードリヒスハーフェン支部のサイクリングツアーに参加した

2025年9月6日

 2017年にボーデン湖を訪問したとき、現地コーディネーターをお願いした、ドイツのカールスルーエ在住の環境ジャーナリスト、松田雅央さんに「サイクリングガイドツアーに参加したいので、探していただけないか?」とお願いしました。ドイツで事業として行われているツアーがどのようなものか、体験してみたかったためです。
 しかし、いくら探してもセルフガイドツアーばかりで、事業として行われているガイド付きツアーは見つからなかったとのこと。唯一見つかったADFC(全ドイツ自転車クラブ)フリードリヒスハーフェン支部がボランティアで開催しているツアーに参加しました。

 ツアー当日朝、フリードリヒスハーフェン近くの町、ランゲナルゲンの駅前に集合しました。

 ガイドは、ADFCフリードリヒスハーフェン支部のグラッターさん(赤いベスト)ともうお一方(オレンジのシャツ お名前失念しました。申し訳ありません)。
 参加者は高齢の方ばかり3名と私、藤本。E-Bikeを使われている方もおられました。

 ツアーのテーマは、古城めぐり。ボーデン湖岸から北へ、内陸に入りいつくかの古城をめぐります。

 曲がる前には、日本で行われているツアーと同様、手信号を出します。ドイツなどでは、普段の生活で自転車を使っている場合でも、多くの方が手信号を出されています。

 まずは、ボーデン湖岸を走って行きます。湖岸の道はサイクリストが多すぎて危険だから気をつけるように、とのこと。

 古城に到着して、記念撮影。

 ツアーは、クルマがほとんど通らない裏道を選んで走っていきました。アップダウンもほとんどなく、非常に走りやすい道でした。農村の景色もすばらしかったです。

 昼食も古城にあるオーガニック(有機農産物)レストランで。各自、自分が食べたいものを注文しました。

 別の古城にて。ガイドの方が説明をしてくださいました。自転車で気軽に回れる距離でも多くの古城があるのがドイツらしいです。

 最後はテットナングの町の市庁舎前で解散しました。走った距離は50kmほど。高齢の方が多く、のんびりで和気藹々とした感じのツアーでしたが、その割にはよく走りました。

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